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シード鴻巣研究所

SEED Konosu Laboratory

純国産1日使い捨てコンタクトレンズの生産拠点である工場施設。近年の急激な燃料価格の高騰や環境問題への意識の高まりから、燃焼設備を導入しないクリーンで安全なオール電化工場をコンセプトに先進的なデザインで設計された。蒸気による滅菌工程が不可欠であるためアキュムレーターを電気ボイラーに併設し夜間電力を有効活用して、ランニングコストの低減が行われている。また空調はエリア空調や24時間空調などを混在させ、高効率パッケージエアコンを基本に空調条件ごとに選定され、無駄な運転のないシンプルなシステムである。医療機器メーカーとして「清潔な生産環境を維持」し、「環境への負荷が少ない施設」であることが重要とされ、オール電化工場にすることでこれらが同時に実現された。

所在地埼玉県鴻巣市袋1030-7
主用途薬品、化粧品工場
建築主シード
設計・監理前田建設工業
施工前田建設工業 関東支店
竣工2007年7月
面積敷地面積 22,959.09㎡
建築面積 7,113.56㎡
延床面積 13,370.05㎡
構造S造
規模地上2階
最高高さ14.98m