国際基督教大学 新体育施設
木の構造体とキャンパスの木々が溶け合う体育施設
国際基督教大学の体育館+プールの建て替え計画である。エントランス、プール、アリーナの3つの要素それぞれの適性に合った木構造の屋根を採用している。エントランスにはLVLを用いた折板構造の屋根として16m近くの無柱空間を作ると共に既存施設とつながるキャノピーは9.5mの片持ち庇となっている。プールは樹状方杖架構として高さを抑えて周囲の環境に溶け込むボリュームとした。アリーナはアーチ構造としている。内外から見える木の構造体とキャンパスの木々が溶け合い、環境と調和した建築となっている。
所在地 | 東京都三鷹市 |
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主用途 | 大学(体育館) |
建築主 | 学校法人 国際基督教大学 |
設計・監理 | 基本設計・監修:日本設計株式会社・隈研吾建築都市設計事務所 実施設計:前田建設工業株式会社一級建築士事務所 |
施工 | 前田建設工業株式会社 東京建築支店 |
延床面積 | 5,966.26㎡ |
規模 | 地上2階 |
構造 | 木造・鉄筋コンクリート造 |
竣工 受賞 | 2018年10月 第22回木材活用コンクール木材活用賞 |