関西医科大学 リハビリテーション学部棟
開学の地におけるキャンパスの新設
関西医科大学リハビリテーション学部の新設に伴い、昭和9年竣工の旧本館を解体し学舎を新設するプロジェクトである。エントランスは旧本館の趣を残したデザインとし、外観は三層構成として印象的なファサードを形成、かつ落ち着いた色彩のタイルを張ることで緑豊かな周辺環境との調和を図った。低層部には比較的大きなタイルを用いることで重厚感を表現し、中央部には三角形の装飾塔を設けることで大学としての象徴的な外観となることを目指した。内部は限られた空間でありながら演習に対応した教室を利用しやすく配置した。1階は旧本館の重厚感を踏襲し、2階以上の教室フロアは明るい空間とした。
所在地 | 大阪府枚方市 |
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主用途 | 学校(大学) |
建築主 | 学校法人 関西医科大学 |
設計・監理 | 前田建設工業株式会社関西支店一級建築士事務所 |
施工 | 前田建設工業株式会社 関西支店 |
延床面積 | 5,373.18㎡ |
規模 | 地上6階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工 | 2021年1月 |