アトリエ飯嶋

Jヴィレッジ全天候型練習場

日本初のフルピッチ屋内練習場

福島復興のシンボルとして新設された、日本初となるサッカーピッチ1面分(68m×105mの公式サイズ)が納まる人工芝フィールド。自然光を透過し耐久性に優れた膜屋根を採用、フィールド中央部鉄骨下端で22mを有する大空間建築である。

全体のフォルムは、リーフ(葉)をモチーフとし、自然風を取り込み快適なスポーツ環境を創出すると共に、Jヴィレッジの新たなシンボルとなるデザインとした。

トラスは、鋼球に鋼管をねじ込んでいく機械式接合トラスを採用。現場での溶接を大幅に削減し工期短縮を図りながらも高精度・高品質を確保。トラス部材のスリム化により、半屋外的な開放的で軽快感のある無柱空間を実現している。

所在地  福島県双葉郡楢葉町
主用途  スポーツ練習場、集会場
建築主  福島県
設計・監理  基本設計:梓設計
  実施設計:前田建設・佐藤総合 特定建設工事共同企業体
  監理:永山建築設計事務所
施工  前田建設・佐藤総合 特定建設工事共同企業体
延床面積  10,158.18㎡
規模  地上2階
構造  鉄骨造
竣工
  2018年8月