前田建設から飛騨市の保育園へ、木の積み木と絵本を贈呈しました

2025.07.31

前田建設工業株式会社(本店:東京都千代田区、社長:前田操治、以下「当社」)は、岐阜県飛騨市の10の市立保育園などへ飛騨の広葉樹を主とした木の積み木と絵本を寄贈しました。都市と地域をつなぎうごかすことで、サステナブルな森の循環を目指す、当社と飛騨市の取組の一環です。

▲木の積み木とホオの葉で遊ぶ園児たち

2025年7月30日、飛騨市の宮城保育園にて木の積み木と絵本の贈呈式を行いました。この贈呈式では宮城保育園からは約50人の園児の皆さんと先生方が迎えてくださり、飛騨市の都竹市長をはじめ、飛騨市役所の職員、NPO法人「思い出の絵本展」の皆さん、前田建設社員と多くの関係者が参加しました。

▲後列左から飛騨市の都竹市長、(以下前田建設)綱川、窪崎、加藤/前列は宮城保育園園児代表

木の積み木はブナやカツラ、ホオノキをはじめとした9種類の飛騨の広葉樹と、岡山県の針葉樹のヒノキでできており、当社の新入社員が研修の一環で色付けをし知育玩具として仕上げました。こどもたちは高く積み上げたり、電車のように並べたり、きれいに重ねてお城をつくったり自由な発想で楽しんでいました。

▲木の積み木で遊ぶ園児

また、積み木の木を生み出す山や森について子ども達に知ってもらいたいとの思いから、山や森のことが良く分かる絵本『ひだのやまはとってもいそがしい』を前田建設の担当者にて作成し、積み木と一緒に寄贈しました。この絵本は、森の働きは目には見えないけれど、実はすごい力があることが分かりやすく伝わる内容になっています。今回の贈呈式では、完成したばかりのこちらの絵本を、飛騨市古川町を中心に活動している団体NPO法人「思い出の絵本展」の皆さまに読み聞かせをしていただきました。子ども達だけではなく、大人もひきつけられる素敵な読み聞かせで、みんなでわくわくしながら聞きました。NPO法人「思い出の絵本展」の皆さま、ご協力いただき誠にありがとうございました!

NPO法人「思い出の絵本展」をもっと知りたい方はこちらから ➡\ 思い出の絵本展 /

▲絵本『ひだのやまはいそがしい』 NPO法人「思い出の絵本展」の皆さま

読み聞かせ以外にも、より飛騨の森を身近に感じてほしいという思いから、株式会社飛騨の森でクマは踊る(以下「ヒダクマ」)の松本代表と宮城保育園を卒園されたご子息にホオの葉を80枚ご用意いただき、絵本の中にもあるお面遊びをしました。あわせてご用意いただいた笹の葉で、笹船も作ってみました。ヒダクマの松本代表、ありがとうございました!

ヒダクマをもっと知りたい方はこちらから ➡Hidakuma

▲ヒダクマの松本代表とご子息

▲笹船作りをする園児

▲ホオの葉のお面で遊ぶ

▲絵本の中のお面遊びをするサル

最後は園児たちから、お礼の歌「虹」を元気いっぱいの手話付きで聞かせていただきました。

▲手話付きで歌を歌う園児たち

前田建設では、今後も飛騨市の皆様と関わりあいながら、サステナブルな森の循環を目指す活動を推進していきたいと思います。