「旧渡辺甚吉邸」見学会のご案内

定員数を超えるお申し込みをいただき、受付を終了させていただきました。ありがとうございました。

写真撮影: 傍島利浩(そばじまとしひろ)氏

この度、「旧渡辺甚吉邸」は部材解体保管工事が行われることとなりました。
そこで、本邸所有者様のご厚意により、下記のとおり見学会を実施させていただきます。
「旧渡辺甚吉邸」は銀行業を営む岐阜・渡辺家の14代となる渡辺甚吉氏の私邸として、戦前日本の経済繁栄期に建設されました。同郷出身の建築家・遠藤健三を伴い欧米見聞を行なった後に、チューダー様式に基づき遠藤が設計し、照明器具などの細部装飾を早稲田大学教授の今和次郎に依頼し、かつ全体的な計画を明治後期より洋風住宅の啓蒙とその普及に尽力していたあめりか屋の技師長・山本拙郎が担当しました。その後旧スリランカ大使館、貸結婚式場として使い続けられ、現在まで当初の姿を奇跡的に留めています。また同作品は考現学者今和次郎の数少ない彼の高品質の装飾を確認できる最重要作品です。
特に以下の傑出点から同建物は後世に伝えられるべき珠玉の作品です。

1)国内の数少ない本格的チューダー様式であり、細部装飾に極めて高度な技法が用いられている。
2)基本計画から細部計画に至るまで当時の日本の住宅建築の最高水準の経験、知見が投入されたこと。
3)大切に使われ続け特徴ある装飾を含め当初からの姿がほぼ完全に保たれていること。
4)関連文献や調度品が残され、多くの紹介書、客観的な文化価値が豊富であること。

■ 見学会開催日時

日時:2018年11月16日(金)
(時間内に建物内を自由見学) 
第1回  9:30~10:30(定員25名)
第2回11:00~12:00(定員25名)
第3回13:00~14:00(定員25名)
第4回14:30~15:30(定員25名)

各回定員を上回るお申込みをいただき満員となりましたため、申込受付を中止させていただきます。
現在お申込みいただいている方には、各回の間の約30分に追加枠を設け、順次ご案内を送付させていただきます。

場所 〒108-0071 東京都港区白金台4丁目19−10
(地下鉄 白金台駅から徒歩約6分。)
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■ 見学にあたってのお願い

駐車場や停車スペースはございません。必ず公共交通機関でお越しください。
住宅地のため大声や騒音になる行為や撮影、道路上からの撮影、隣地への立ち入りは厳禁でお願いします。
ご飲食はご遠慮ください。(ペットボトル等の蓋つき水筒 かつ 水のみ可)
トイレおよび手洗いの使用はできません。
手すり等の建材保護のため角がある指輪等は外してご見学ください。
建物内ではスリッパに履き替えてご見学ください。(スリッパは用意いたします)
不用意な建物の損傷を防ぐため、大きな荷物(貴重品は除く)は所定の場所に置いてご見学ください。

(主催 旧渡辺甚吉邸解体保管検討委員会/前田建設工業株式会社)